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○前田 
3000円分はただで見られるよ、元は取れるよということですよね。

 

○竹田 
そういう感じです。

 

○前田 
どんなものが見たいとか、どんなことを呼びたいとか、そういう意見を言える会があるんでしょう。

 

○竹田 
はい。文化協会の中は舞台部門と音楽部門と文化振興部門の3部門に分けているんです。会員になりますと、自分の一番の好みの部門に丸をつけていただいて、その中で意見を出していただく。その部会の中で、次年度の見たいもの、実施したいものを2本ぐらいずつ決めていただく。それを全体の事業費の中で、どういう形でやるか、やれるかやれないかということを検討して、理事会だとか総会で決めていくというような流れになっています。

 

○前田 
ということは、一般の友の会や何かのアンケートとはまた違って、もっと積極的に意見も言えるし、意見もストレートに反映していくわけですよね。

 

○竹田 
資料は、私の方からどんどん出しますけれども。

 

○前田 
竹田さんのところは社会教育……。

 

○竹田 
はい、社会教育の方です。

 

○前田 
七飯町の社会教育係が、文化協会を主管していらっしゃるわけですか。

 

○竹田 
そうです。要するに、プロデューサーみたいなものも全部やっているというようなことになりますね。うちの方でも6年くらい前からなんですけれども、町民劇場という町民手づくりのミュージカルをやっているんですよ。去年新しいホールができまして、ことしの3月、第6回目の公演会をやりまして、ことしは7回目で、また新しい台本をつくって今頑張っている最中なんです。

 

○前田 
ありがとうございます。

 

○山下 
告知の方法というのはいろいろございますし、皆さんいろいろの手段を講じておられると思うんですが、我々がダイレクトメールあるいは優待割引の案内、そういうものを出すときにいつも一番注意しているのは、魚群を見つけられるかどうか。ダイレクトメールなら件数を出せばいいというものじゃないんですね。やっぱり新劇の好きな人には新劇の案内をする。クラシックの好きな人にはクラシックの案内をする。最近導入してまだ具体的な数字が出てきていないんですが、学生のハーフプライスというのを始めました。アルバイトをしてお金持ちの学生もいるでしょうけれども―今まで

 

 

 

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